2020/11/28 08:48




ピエール・エルメと言えば、世界的に有名なフランスのパティシエ・ショコラティエ。「パティスリー界のピカソ」とも呼ばれており、自身の名前を冠した「ピエール・エルメ・パリ」というパティスリーショップを世界に展開している方です。

このピエール・エルメご本人が、ここ新潟のル レクチエ畑に昨年いらっしゃったそうです。

こちらの記事をご参照ください。

家庭画報.com
『西洋なしの王様「ル レクチエ」の発祥地へ。ピエール・エルメさんと新潟を訪ねる。』

この記事の冒頭にある通り、ル レクチエは…
〉新潟市の南区は、そのル レクチエの一大産地にして発祥の地
〉明治時代、この地の庄屋であり、欧州にも足を延ばす意欲的な商人であった小池左右吉(さゆうきち)が、フランスのオルレアン地方から持ち帰った苗が起源
…なんです!
(この歴史についてはまた別のブログで、後日ご紹介しますね。)


またピエール・エルメ・パリのエグゼクティブシェフであり、アジア支部の製造第一人者であるクリストフ・ドラピエさんがルレクチエを絶賛。
“こんな洋梨は本当に初めて。出会ってすぐ、デセール※に使いたい!と思ったんです。”と仰ったとか。この後実際にピエール・エルメ・パリとル レクチエとのコラボが始まったそうです。

これはこちらの、新潟日報事業社発行『キャレル』2019年12月号に掲載されていました。

クリストフ・ドラピエさん曰く

〉私はもともと洋梨が大好きです。母国フランスには、洋梨の種類がたくさんあって、色も形もさまざまです。けれど、ル レクチエのような洋梨は初めて※。本当に驚きました。まずとても美しくて、ちょっと触れられないようなデリケートさでしょう。愛おしくて、これは大切にしなくてはいけないと思いました。
〉ル レクチエの魅力は、まず見た目の美しさがあります。皮はかわいらしいイエローなのに、切ると身が白い。ジュースがたっぷり出る。味、香り、食感、やわらかさも魅力的です。
(引用元:新潟日報事業社発行『キャレル』2019年12月号)

とのこと。
…むむむ、ソムリエのように味を表現するのかと思ったら、味に関してはそこまで触れないんですね。…これがフルーツを知り尽くしたパティシエの表現なのか。…と思ったのはここだけの話。笑

現在のフランスでは、ル レクチエは栽培されていません。



ル レクチエの発祥の地であり一大産地の新潟市南区では、「ル レクチエの里帰り」と題して、2017年からフランスとの交流・活動を始めていたそうで、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションもその一環で実現したそうです。

その活動はこの『キャレル』にも掲載されていましたし、

こちらの新潟市南区観光協会のホームページの下部にも掲載されていました。

今年2020年のコロナ禍の影響か、こちらのホームページも詳細は「coming soon」のままですが、今後どのような活動が展開されていくのか楽しみですね!


今日はそんな「あのピエール・エルメも認めた、ル レクチエの味」をお送りしました。



by 広報担当S